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 小塩先生の多くの著作のなかで「木々を渡る風」は、木を通して生き方を描いている。

 名著だ。

 こういう文章を、いつか書きたい。

 ドイツ文学者でありながら詩人だ。

 例えばーー、

 「杉の木は樹幹がまっすぐで、気持ちがいい。見ているだけで、私の心はいつもすがすがしくなる。枝打ちや間伐など、手入れをする人の労苦も尊い」

 「ポプラの木は、いつも何か歌を歌っている」

 描写のたくみさであろう。